朝7時起床。身支度をして出発。
バスに乗るために出発が早い。チェックアウトは済んでいても鍵を返却する必要がある。しかしスペイン人はこんな時間には働いていないので鍵を郵便受けに入れることになっていた。鍵はまだ持っているので一度外に出た。が、宿から閉め出される。右に回しても左に回しても鍵は一向に開かない。
後になって分かったことだがどうやら鍵を閉めるのに一回転ではなく二回転する必要があったみたいだ。
持ち帰る訳にも行かず、しばし悩むがバスの時間もあるのでバルコニーに投げ入れ逃走。
掃除をすれば程無く見つかるはずだ。と自分に言い聞かせる。
バスには問題なく間にあい、予定通り電車にも乗る。バス待ちの間に昨日食べてあまりに旨かったので既に購入済みのパンを食す。うまい。質、ボリューム、コストパフォーマンスこの全てを満たすパンだ。Cadaquesにお寄りの際には絶対行こうと思う。
来た道を同じくしてBarcelonaに向かう。
Barcelona到着。
まず船の手配をしたいのだがどうしたらよいかさっぱり分からない。観光案内所に行くのは敗北の証だ。とりあえずフェリー乗り場に行けば切符ぐらい売っているだろと向かうことにする。地図を見ると繁華街からほど遠くない所にある。しかし実際に行ってみるとショッピングモールに迷い込む。なんとか地図を参考にそれらしき所(当然地図にはチケット売り場など書いていない)をうろついてチケット売場を発見。しかし3社ほどあるが何時にどこに行く船がどの会社から出ているかさっぱり。しかも売り場にはその内1社の人しかいない。時刻表を所望したが希望の船はない。窓口のお姉さんに相談してみると隣の建物の会社に行くのを勧められる。一歩外に出ると視界には建物など無い。えーと…
諦めて観光案内所を探すことに。
ついでにコインロッカーのような荷物置き場も探すが、ガイドブックには日本語の観光案内所で預かってくれるとある。経路を確保できる上身軽になれると大変魅惑的だ。
しかしここまで来て日本語に頼りたくない。頼ったら負けだ(一体何に?)と非日本語の所へ。ここではチケットは取れんよと代理店を紹介される。が行ってみると休みが十分確保できるように閉店前に容赦無く扉は閉ざされていた。店内の客の仕事が終わる頃には休み時間に突入する算段だ。
これ以上探す手もなく休みが終わるまで時間を潰そうとガウディの最高傑作ともうたわれるEsglesia de la Colonia Guellを目指すことに。
荷物だけでも預けられないかと再度観光案内所を訪れるがBarcelonaにはそんなところはねえと言われる。
しばらく探してみたが、結局重い荷物を背負って出かけることにする。
しかし目的地を目指すもガイドにあるスペイン広場(スペイン広場はスペインのいたるところにある)がどこだか分からずさまよう。結局路線図を探して解決。途中無駄に改札を通り過ぎたり(当然料金が発生)、ひょっとしてキセル?みたいなことをしながら最寄り駅へ。
駅には着いたが、ガイドブックの言葉の説明のみで現地まで辿り着かなければいけないという状況。その状況を楽しむ。残念ながら訳無く到着し案内の人に親切にされながら観光を楽しむ。
17時過ぎ再度代理店を訪れるが店は閉まっている。しまった今日は土曜日だ…
たださえ働かないようにしか見えないスペイン人が益々働かない日である。
もともとmallorcaにも行きたかったので、目的地を問わずにとりあえずフェリー乗り場へ戻る。しかしながら再度隣のビルを訪れるように言われる。方角だけ確認し恐らく建物がありそうな方角へ。しばし歩くと今度は無事発見。
しかし別船の搭乗前で混んでるは、どこで予約すりゃ良いかすら分からないやら。空くまでいじけていた。30分ぐらい待ってなんとかibizaへの搭乗券を購入できた。
夕食にはケバブを食す。ドレッシングが多すぎたりするが完食。釣り銭を間違えらる。観光客だからなめてんのか?と素で思う。散歩してからもはや旅の友cafe con lecheを飲み小休止。
操り人形師に楽しませてもらいながら犯罪が怖いので明るい内にと乗り場へ。
憧れの操り人形師
しかしながら乗り場でIbizaの広告にwater party(えっちい系)とか、乗客のテンションが異常に高いこととか不安要素が出てくる。「やっぱりmallorcaが…」と日本人観光客(カップル)も居そうな安全なリゾート地に行くべきであったかと少し後悔し始める。でも乗客の身なりは普通で少し安心する。ともかく船に乗り込みいざ出発する。
以前船中泊した時は雑魚寝出来たがここはスペイン、靴を脱ぐ文化が無いので座席しかない。しかも座席はリクライニングすらない。ともかく頑張って寝る。
Saturday, May 21, 2005
Friday, May 20, 2005
スペイン旅行記 4 Cadaques
7時頃起床。
早く起きてもどこの店も開いていないのでダラダラ起きる。
port lligatにDaliが生前に住んでいた家があり、そこも博物館になっているので向かうことにする。
「昨日交わしたスペイン語の会話は通じてホントに部屋を移れるのか?」、「ちょっと距離あるし、バイクで行くべきか?」等と煩悶しながら田舎道を歩く。
道中、道を間違えつつも無事到着。
が、肝心の博物館は予約がないと入れないことがわかる。しかも予約が取れるのは昼とのこと。
早く言ってよ!と思うがガイドブックにゃちゃんと書いてあった。いやーガイドブックって偉い。
ちょっと離れていると言っても高々徒歩圏なので昼に予約を入れ、一反戻ることにする。
折角ここまで来たし、丁度朝食の時刻だったので、
道すがら立ち寄ったパン屋で適当に購入したパンを食べる。
凄いウマイ。
この量で、この味で、この値段かよ!
記憶にある限り人生最高のパン。感動しながら食べる。
ガイドブックによると金持ち諸君の避暑地だから鍛えられたのか?とか色々妄想する。
es fornet
C/Caritat Serinyana,12 CADAQUES
お近くに行った際には是非お立ち寄りください。行かねえと思うけど。
帰りに昨日の水泳集団とすれ違う。予約が混んでたのはこの御団体様のせいだと納得する。
宿に戻り清掃のお姉さんと会話(?)を交わす。
ハテナマークが付くのは、
お姉さん「今日は暑いねえ」
僕 「??今日?暑い??そうですね。暑い。」(ちなみにその場で“今日”だと理解していない)
一時が万事この調子だからだ。一言一言それが何を指すか思い描いてるので反応も遅いし、そもそも返事が文にすらならない。
何はともあれ、無事部屋交換できる。
一体何を話したのか全く覚えていない。というかきっと喋ってねえ。
言葉の壁を目の当たりにする。まぁそれが楽しいんだけど。
難題の一つを片付けた所で、ほっと一安心。
適当に原付を借りバイクで博物館へ。
全室にガイド同伴と贅沢なつくりなのだが、英語を話す人が3人しかいないのにもう一回英語で説明してくれた。一人だったら恐縮してたよ。結構ステキな博物館だった。
とりあえず、バイクで近場を散歩する。
バイクで散歩中にトップレスの人を発見したり、生おしりが目に入ったりと大変セクシーなドライブになる(よそ見は危険です)。
トップレスはともかく、お尻は意味不明。一体なぜそこで尻を出したのか?
ともかく見られた方は爆笑していた。
適当に地図を見ながら散歩する。近くの国立公園を越えて岬を目指す。
人家の全く無さそうな、世界の果てにも思える岬にさえbarはあり、感動する。
Dali の妻 Gala が好きだった花
明日早朝に出たいのでチェックアウトをお願いする。
幸運にも英語が話せるスタッフがいた為スムーズにことが運ぶ。
宿泊した所はレストランでもあったので、記念に夕食を頂く。
「夕飯をここで食べたいのですが」と片言のスペイン語で言うと喜んで貰えた。
とても幸せに酔っぱらい寝る。
早く起きてもどこの店も開いていないのでダラダラ起きる。
port lligatにDaliが生前に住んでいた家があり、そこも博物館になっているので向かうことにする。
「昨日交わしたスペイン語の会話は通じてホントに部屋を移れるのか?」、「ちょっと距離あるし、バイクで行くべきか?」等と煩悶しながら田舎道を歩く。
道中、道を間違えつつも無事到着。
が、肝心の博物館は予約がないと入れないことがわかる。しかも予約が取れるのは昼とのこと。
早く言ってよ!と思うがガイドブックにゃちゃんと書いてあった。いやーガイドブックって偉い。
ちょっと離れていると言っても高々徒歩圏なので昼に予約を入れ、一反戻ることにする。
折角ここまで来たし、丁度朝食の時刻だったので、
道すがら立ち寄ったパン屋で適当に購入したパンを食べる。
凄いウマイ。
この量で、この味で、この値段かよ!
記憶にある限り人生最高のパン。感動しながら食べる。
ガイドブックによると金持ち諸君の避暑地だから鍛えられたのか?とか色々妄想する。
es fornet
C/Caritat Serinyana,12 CADAQUES
お近くに行った際には是非お立ち寄りください。行かねえと思うけど。
帰りに昨日の水泳集団とすれ違う。予約が混んでたのはこの御団体様のせいだと納得する。
宿に戻り清掃のお姉さんと会話(?)を交わす。
ハテナマークが付くのは、
お姉さん「今日は暑いねえ」
僕 「??今日?暑い??そうですね。暑い。」(ちなみにその場で“今日”だと理解していない)
一時が万事この調子だからだ。一言一言それが何を指すか思い描いてるので反応も遅いし、そもそも返事が文にすらならない。
何はともあれ、無事部屋交換できる。
一体何を話したのか全く覚えていない。というかきっと喋ってねえ。
言葉の壁を目の当たりにする。まぁそれが楽しいんだけど。
難題の一つを片付けた所で、ほっと一安心。
適当に原付を借りバイクで博物館へ。
全室にガイド同伴と贅沢なつくりなのだが、英語を話す人が3人しかいないのにもう一回英語で説明してくれた。一人だったら恐縮してたよ。結構ステキな博物館だった。
とりあえず、バイクで近場を散歩する。
バイクで散歩中にトップレスの人を発見したり、生おしりが目に入ったりと大変セクシーなドライブになる(よそ見は危険です)。
トップレスはともかく、お尻は意味不明。一体なぜそこで尻を出したのか?
ともかく見られた方は爆笑していた。
適当に地図を見ながら散歩する。近くの国立公園を越えて岬を目指す。
人家の全く無さそうな、世界の果てにも思える岬にさえbarはあり、感動する。
Dali の妻 Gala が好きだった花
明日早朝に出たいのでチェックアウトをお願いする。
幸運にも英語が話せるスタッフがいた為スムーズにことが運ぶ。
宿泊した所はレストランでもあったので、記念に夕食を頂く。
「夕飯をここで食べたいのですが」と片言のスペイン語で言うと喜んで貰えた。
とても幸せに酔っぱらい寝る。
Thursday, May 19, 2005
スペイン旅行記 3 Cadaques
6時起床するが、防犯対策のため明るくなるまで待って出発。
ぎりぎり間に合う特急料金不要の列車を避けて、わざわざ時間を潰した上に遅く着く特急列車に食事付きを目当てで Talgo(注1)に一時間待ちで乗り Figueres を目指す。
理解不能な行動の上、言葉が通じないのもあり駅員に少々怪しまれる。食事付きと思ってたけど実際は食堂車があるだけで少々がっかりする。 Talgo に乗ると言うこと自体も目的であるので別にいいのだと自分に言い聞かす。
Figueres には無事到着。ここから Cadaques まではさらにバスで小一時間ある。
バスの時刻を確認し、一本遅らせて、美術館めぐりと昼食の時間を取ることにする。
が、2時間後のバスチケットを買おうとしてなぜか断られる。まぁ次のバスの直前になればチケットはとれそうなので美術館に行くことにする。
ダリ美術館に行き、以前に本で見た作品を生で見たりして喜ぶ。ついつい長居をしてしまったようで、昼食を取る時間がなくなり最後は急ぎ足になる。
無事バスのチケットは買える。
乗車中にスペイン語で話し掛けられるがさっぱりわからずオドオドしながらも無事に Cadaques に付く。
Cadaques
目当ての宿屋に何とかたどり着く。空き部屋ありますとの張り紙があるが昼休みのためかドアすら開かない。初めて文化の違いを実感する。他の宿だと値段が高くなるので確保しないまま昼飯を求め、さ迷う。安い所で済ますが量も味も満足。グリーンサラダを頼むとそれだけでお腹が満たされそうなサイズが一人前として出される。ドレッシングなどなく、テーブルにある塩、胡椒、オリーブオイル、酢を混ぜて自作する。大きなゴブレットに入ったサングリアを1/5も飲まずに酔っぱらう。観光地ならではの安全な空気にすっかり安心し幸せな気分に酔っ払う。
食後、徒歩数十秒でたどり着く浜辺へ。酔いさましも兼ねて海辺に佇んでいると後ろに集団が陣取り歓声と共に海へ。
えーと僕は浜風だけで十分寒いんですけど…
酔っぱらって動く気力もないのも手伝って若い子の水着姿を堪能する。
いい加減目のやり場に困って来たので予定より早めにhostelに。宿のおばさんは愛想がよくステキな感じだがスペイン語しか喋れない…
ダブルの部屋しか空いていないそうだがそれでも値段も手ごろだし即決。しかし一体何故通じたのか不明だ。「コミュニケーションの本質は言語ではない。」と言うことを実感する。
Cadaques 散策。Dali の博物館に行ったこと、街の所々が Dali 等の画家の絵のモチーフになっていることを除いて、これと言って特筆すべきはない地中海沿岸の観光地だが僕好み。
少しだけ洗濯して、昼と同じ店で夕食。アジア人自体が珍しいのも手伝って顔を覚えられているようだ。
お店の都合で席を移動すると、サービスでテキーラ(?)を頂く。酒が弱くて少ししか飲めないけど気配りがうれしい。Cafe con leche (注2)を飲んだ後に昼と同じように幸せに酔っ払い。波打ち際で黄昏れる。
注1)Talgo
特急電車の一種。鉄道マニアではないので特に感動はしなかった。
注2)Cafe con leche
ガイドブックなどによるとミルク入りコーヒーだが、エスプレッソにあわ立てた牛乳でカプチーノにしか見えない。
シナモンかかってないけど、自分は普段かけないし。
お店によっては Cappuccino も存在してたりする。謎。
ぎりぎり間に合う特急料金不要の列車を避けて、わざわざ時間を潰した上に遅く着く特急列車に食事付きを目当てで Talgo(注1)に一時間待ちで乗り Figueres を目指す。
理解不能な行動の上、言葉が通じないのもあり駅員に少々怪しまれる。食事付きと思ってたけど実際は食堂車があるだけで少々がっかりする。 Talgo に乗ると言うこと自体も目的であるので別にいいのだと自分に言い聞かす。
Figueres には無事到着。ここから Cadaques まではさらにバスで小一時間ある。
バスの時刻を確認し、一本遅らせて、美術館めぐりと昼食の時間を取ることにする。
が、2時間後のバスチケットを買おうとしてなぜか断られる。まぁ次のバスの直前になればチケットはとれそうなので美術館に行くことにする。
ダリ美術館に行き、以前に本で見た作品を生で見たりして喜ぶ。ついつい長居をしてしまったようで、昼食を取る時間がなくなり最後は急ぎ足になる。
無事バスのチケットは買える。
乗車中にスペイン語で話し掛けられるがさっぱりわからずオドオドしながらも無事に Cadaques に付く。
Cadaques
目当ての宿屋に何とかたどり着く。空き部屋ありますとの張り紙があるが昼休みのためかドアすら開かない。初めて文化の違いを実感する。他の宿だと値段が高くなるので確保しないまま昼飯を求め、さ迷う。安い所で済ますが量も味も満足。グリーンサラダを頼むとそれだけでお腹が満たされそうなサイズが一人前として出される。ドレッシングなどなく、テーブルにある塩、胡椒、オリーブオイル、酢を混ぜて自作する。大きなゴブレットに入ったサングリアを1/5も飲まずに酔っぱらう。観光地ならではの安全な空気にすっかり安心し幸せな気分に酔っ払う。
食後、徒歩数十秒でたどり着く浜辺へ。酔いさましも兼ねて海辺に佇んでいると後ろに集団が陣取り歓声と共に海へ。
えーと僕は浜風だけで十分寒いんですけど…
酔っぱらって動く気力もないのも手伝って若い子の水着姿を堪能する。
いい加減目のやり場に困って来たので予定より早めにhostelに。宿のおばさんは愛想がよくステキな感じだがスペイン語しか喋れない…
ダブルの部屋しか空いていないそうだがそれでも値段も手ごろだし即決。しかし一体何故通じたのか不明だ。「コミュニケーションの本質は言語ではない。」と言うことを実感する。
Cadaques 散策。Dali の博物館に行ったこと、街の所々が Dali 等の画家の絵のモチーフになっていることを除いて、これと言って特筆すべきはない地中海沿岸の観光地だが僕好み。
少しだけ洗濯して、昼と同じ店で夕食。アジア人自体が珍しいのも手伝って顔を覚えられているようだ。
お店の都合で席を移動すると、サービスでテキーラ(?)を頂く。酒が弱くて少ししか飲めないけど気配りがうれしい。Cafe con leche (注2)を飲んだ後に昼と同じように幸せに酔っ払い。波打ち際で黄昏れる。
注1)Talgo
特急電車の一種。鉄道マニアではないので特に感動はしなかった。
注2)Cafe con leche
ガイドブックなどによるとミルク入りコーヒーだが、エスプレッソにあわ立てた牛乳でカプチーノにしか見えない。
シナモンかかってないけど、自分は普段かけないし。
お店によっては Cappuccino も存在してたりする。謎。
Wednesday, May 18, 2005
スペイン旅行記 2 Barcelona
修行僧(注)のように、ひたすらガウディの建築物を訪れる。
グエル邸を訪れるが気づかずに通り過ぎる。
そんなことがありえるのかと思い、ガイドブックを確認すると改装中。
繁華街にあるので、別の機会で通り過ぎた時確認するがに確かに改装中だった。
この後にも、そんなの早く言ってよという状況に何度もあうが、ガイドブックには大抵書いてあった。読もうガイドブック!
何処に行ったか列記してもしょうがないので、一番のお気に入りだけ紹介する。
Casa Batllo
行く前には一番悪趣味な建物だと思っていたんだけど、人が作ったもので感動するのは初めてかもしれないというぐらい気に入った。 "Main Floor" と "Attics and Chimneys" の二つのパートに分かれているけど、 "Main Floor" だけで十分だと思う(有料だし結構高い)。また見たいというより欲しい。
何故だか知らないけど、料金所があるのに料金が要らないところがたくさんあった(Casa Batllo は取られた)。この後も何度も遭遇する。何でだろ?
二日ほどうろつく予定であったが一日で回るだけ回ってしまったので、翌日は Dali の故郷 Cadaques を目指すことにする。
面子が変わるとユースホステルの部屋の様子が変わるのを実感する。夜中にひそひそ声で話すこともできないおバカな外人さんに皆が一斉に起こされる様子は壮観だった(話してた友達にすら顰蹙されてた…)。
注 ) 修行僧
複数の人から harahe って修行僧みたいだと言われたことがある。
でも「いいお嫁さんになれる」と言われた回数の方が圧倒的に多い。
グエル邸を訪れるが気づかずに通り過ぎる。
そんなことがありえるのかと思い、ガイドブックを確認すると改装中。
繁華街にあるので、別の機会で通り過ぎた時確認するがに確かに改装中だった。
この後にも、そんなの早く言ってよという状況に何度もあうが、ガイドブックには大抵書いてあった。読もうガイドブック!
何処に行ったか列記してもしょうがないので、一番のお気に入りだけ紹介する。
Casa Batllo
行く前には一番悪趣味な建物だと思っていたんだけど、人が作ったもので感動するのは初めてかもしれないというぐらい気に入った。 "Main Floor" と "Attics and Chimneys" の二つのパートに分かれているけど、 "Main Floor" だけで十分だと思う(有料だし結構高い)。また見たいというより欲しい。
何故だか知らないけど、料金所があるのに料金が要らないところがたくさんあった(Casa Batllo は取られた)。この後も何度も遭遇する。何でだろ?
二日ほどうろつく予定であったが一日で回るだけ回ってしまったので、翌日は Dali の故郷 Cadaques を目指すことにする。
面子が変わるとユースホステルの部屋の様子が変わるのを実感する。夜中にひそひそ声で話すこともできないおバカな外人さんに皆が一斉に起こされる様子は壮観だった(話してた友達にすら顰蹙されてた…)。
注 ) 修行僧
複数の人から harahe って修行僧みたいだと言われたことがある。
でも「いいお嫁さんになれる」と言われた回数の方が圧倒的に多い。
Tuesday, May 17, 2005
スペイン旅行記 1 Barcelona
家を出発し、新宿で乗る予定の成田エクスプレスに乗り遅れる。
ステキな幕開けで僕の旅行は始まった。
とか言って、新宿から中央線で東京駅に先回りし、予定の成田エクスプレスに追いつく。
もちろんこれができることを知らなかったら乗り過ごしはなかったはずだ。
というわけで予定通り成田空港に到着し、無事にアムステルダム経由でバルセロナに向かう。
機内食(デザート?)
今回の旅はワリと無計画だ。
宿は二日分しかとれていない。当然スペイン語など話せない。
ガイドブックにはほとんど英語が通じないと書いてある。不安な気持ちと、飛び込まなければ得られない何かを期待する気持ちが入り交じる。
日本人を狙った「首絞め強盗」(注)とかステキな強盗がでる街で野宿するのはごめんだ。しかし最悪金にモノを言わせれば乗り切れるはずと自分に言い聞かす。
アムステルダム到着。
乗換えの途中、身長2m位ありそうな外人(男)を見かけあからさまに驚き目があってしまう。
すると、チュッチュッとキスの仕草をされる(相手は荷物で手がふさがっている為投げキッスではない)。 ありえない状況に思わず笑ってしまう。
しかし、単にオランダ人が社交的なだけかもしれないが、ホモには気をつけることを心に誓う。
続いてパスポートのチェック。
担当のお兄さんに日本語で話しかけれ笑ってしまう。
オランダ人おそるべし。
他のヨーロッパに比べて、スペインは治安が悪そうだし、
一度でも犯罪に会うと楽しい旅が台無しと空港内のトイレでさえも防犯へは備えは怠らない。 例えば襲われるかもしれないので、人気の多いところを選ぶ。 トイレから出る時も扉を開けたタイミングでいきなり殴られるのを想定し、まず扉のみを開けるなどなどできる限りの想像をめぐらせそれに備える。
自分でも過剰に考えすぎだなと思いつつ扉を開けると
外に人が待ちかまえてる!
と思ったら掃除のおじちゃんだった。掃除するのに人が居なくなるのを待っていたらしい。
でも不審者に見えるよ。
搭乗待ちの間、携帯電話で話し中に歌いだす人物を発見。
他にも、あからさまに苛ついていて怖くて話しかけられない人物(単にトイレを我慢してただけだった)がいたり、スペイン人には驚かされる。
もっとも上記の人が飛行機の隣の席の人で、単に同一人物だったり、 つうかこれを書いている今隣で寝てたりするのは気のせいだろう。
鉄道の切符を買うときに自販機の使い方が分からない(スペイン語とか読めません)。駅員さんに生まれて初めて話し掛けたスペイン語は無事に通じて切符は買えた。自販機を使うには Intelligence が必要だと言う事実に驚く。これまでずっと自販機の方が楽だと思い込んでいた。
地下鉄の乗換駅で初買い物。
ペットボトルの水(1ユーロ)を自販機で買うことにする。
2ユーロ入れてボタンを押すと、弾けるように1ユーロが飛び出して来た。 しかしそれ以上の反応が無い。文句を言いたくとも言葉が出てこないし、誰に文句を言うべきかもわからない。 諦めてキオスクで水を買う。
早速バルセロナの洗礼を受けた気になる。
19時過ぎにバルセロナ着だったので、暗い外国の街で生まれて初めてのホテル探しをしたくなかった。 これが宿を予約しておいた最大の理由だが20時過ぎても日はまだ落ちずに外は十分明るい。
地下鉄で最寄駅についても、迷子になって隣の駅まで歩いてしまったり、目的地にたどり着くまでの道だけがぬかるんでたり、紆余曲折を経てなんとかユースホステルにたどり着く。
これまた初めてのユースホステルでドキドキしながら部屋に入ると部屋に風呂上りの女の子しか居ない。しかも電気は消えている。 スペインでいきなり女子部屋に入り込んだ変質者になるかと心配したが どうやら部屋は合っているらしい(当然英語で会話)。
「性別間違えられたんでは?」、
「こんな部屋で寝れるのか? 」
などなど心配するが、男性もしばらく後に入ってきて(それでも少数派)普通に寝る。
注 ) 首絞め強盗
スペインの都市では日本人を対象に首を絞めて気絶させた上で身包みをはぐスパイシーな強盗さんが出没するらしい。
外傷を残さない分だけある意味紳士的だが…
ステキな幕開けで僕の旅行は始まった。
とか言って、新宿から中央線で東京駅に先回りし、予定の成田エクスプレスに追いつく。
もちろんこれができることを知らなかったら乗り過ごしはなかったはずだ。
というわけで予定通り成田空港に到着し、無事にアムステルダム経由でバルセロナに向かう。
機内食(デザート?)
今回の旅はワリと無計画だ。
宿は二日分しかとれていない。当然スペイン語など話せない。
ガイドブックにはほとんど英語が通じないと書いてある。不安な気持ちと、飛び込まなければ得られない何かを期待する気持ちが入り交じる。
日本人を狙った「首絞め強盗」(注)とかステキな強盗がでる街で野宿するのはごめんだ。しかし最悪金にモノを言わせれば乗り切れるはずと自分に言い聞かす。
アムステルダム到着。
乗換えの途中、身長2m位ありそうな外人(男)を見かけあからさまに驚き目があってしまう。
すると、チュッチュッとキスの仕草をされる(相手は荷物で手がふさがっている為投げキッスではない)。 ありえない状況に思わず笑ってしまう。
しかし、単にオランダ人が社交的なだけかもしれないが、ホモには気をつけることを心に誓う。
続いてパスポートのチェック。
担当のお兄さんに日本語で話しかけれ笑ってしまう。
オランダ人おそるべし。
他のヨーロッパに比べて、スペインは治安が悪そうだし、
一度でも犯罪に会うと楽しい旅が台無しと空港内のトイレでさえも防犯へは備えは怠らない。 例えば襲われるかもしれないので、人気の多いところを選ぶ。 トイレから出る時も扉を開けたタイミングでいきなり殴られるのを想定し、まず扉のみを開けるなどなどできる限りの想像をめぐらせそれに備える。
自分でも過剰に考えすぎだなと思いつつ扉を開けると
外に人が待ちかまえてる!
と思ったら掃除のおじちゃんだった。掃除するのに人が居なくなるのを待っていたらしい。
でも不審者に見えるよ。
搭乗待ちの間、携帯電話で話し中に歌いだす人物を発見。
他にも、あからさまに苛ついていて怖くて話しかけられない人物(単にトイレを我慢してただけだった)がいたり、スペイン人には驚かされる。
もっとも上記の人が飛行機の隣の席の人で、単に同一人物だったり、 つうかこれを書いている今隣で寝てたりするのは気のせいだろう。
鉄道の切符を買うときに自販機の使い方が分からない(スペイン語とか読めません)。駅員さんに生まれて初めて話し掛けたスペイン語は無事に通じて切符は買えた。自販機を使うには Intelligence が必要だと言う事実に驚く。これまでずっと自販機の方が楽だと思い込んでいた。
地下鉄の乗換駅で初買い物。
ペットボトルの水(1ユーロ)を自販機で買うことにする。
2ユーロ入れてボタンを押すと、弾けるように1ユーロが飛び出して来た。 しかしそれ以上の反応が無い。文句を言いたくとも言葉が出てこないし、誰に文句を言うべきかもわからない。 諦めてキオスクで水を買う。
早速バルセロナの洗礼を受けた気になる。
19時過ぎにバルセロナ着だったので、暗い外国の街で生まれて初めてのホテル探しをしたくなかった。 これが宿を予約しておいた最大の理由だが20時過ぎても日はまだ落ちずに外は十分明るい。
地下鉄で最寄駅についても、迷子になって隣の駅まで歩いてしまったり、目的地にたどり着くまでの道だけがぬかるんでたり、紆余曲折を経てなんとかユースホステルにたどり着く。
これまた初めてのユースホステルでドキドキしながら部屋に入ると部屋に風呂上りの女の子しか居ない。しかも電気は消えている。 スペインでいきなり女子部屋に入り込んだ変質者になるかと心配したが どうやら部屋は合っているらしい(当然英語で会話)。
「性別間違えられたんでは?」、
「こんな部屋で寝れるのか? 」
などなど心配するが、男性もしばらく後に入ってきて(それでも少数派)普通に寝る。
注 ) 首絞め強盗
スペインの都市では日本人を対象に首を絞めて気絶させた上で身包みをはぐスパイシーな強盗さんが出没するらしい。
外傷を残さない分だけある意味紳士的だが…
Monday, May 16, 2005
スペイン旅行記 0
明日からいよいよスペイン旅行。
3日ほど前に買ったばかりの40lのリュックに荷物を詰め込む。
大きめとは分かっていたが、半分くらい余る…
購入前に店員さんに10泊ぐらいの一人旅と相談して買ったので
店員のウソツキ~と騙された気分になる。
しかし用途が良く分からなかったリュックのヒモをしばると
適当なサイズに縮まった。これなら余力も残せて一安心。
3日ほど前に買ったばかりの40lのリュックに荷物を詰め込む。
大きめとは分かっていたが、半分くらい余る…
購入前に店員さんに10泊ぐらいの一人旅と相談して買ったので
店員のウソツキ~と騙された気分になる。
しかし用途が良く分からなかったリュックのヒモをしばると
適当なサイズに縮まった。これなら余力も残せて一安心。
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