6時起床するが、防犯対策のため明るくなるまで待って出発。
ぎりぎり間に合う特急料金不要の列車を避けて、わざわざ時間を潰した上に遅く着く特急列車に食事付きを目当てで Talgo(注1)に一時間待ちで乗り Figueres を目指す。
理解不能な行動の上、言葉が通じないのもあり駅員に少々怪しまれる。食事付きと思ってたけど実際は食堂車があるだけで少々がっかりする。 Talgo に乗ると言うこと自体も目的であるので別にいいのだと自分に言い聞かす。
Figueres には無事到着。ここから Cadaques まではさらにバスで小一時間ある。
バスの時刻を確認し、一本遅らせて、美術館めぐりと昼食の時間を取ることにする。
が、2時間後のバスチケットを買おうとしてなぜか断られる。まぁ次のバスの直前になればチケットはとれそうなので美術館に行くことにする。
ダリ美術館に行き、以前に本で見た作品を生で見たりして喜ぶ。ついつい長居をしてしまったようで、昼食を取る時間がなくなり最後は急ぎ足になる。
無事バスのチケットは買える。
乗車中にスペイン語で話し掛けられるがさっぱりわからずオドオドしながらも無事に Cadaques に付く。
Cadaques
目当ての宿屋に何とかたどり着く。空き部屋ありますとの張り紙があるが昼休みのためかドアすら開かない。初めて文化の違いを実感する。他の宿だと値段が高くなるので確保しないまま昼飯を求め、さ迷う。安い所で済ますが量も味も満足。グリーンサラダを頼むとそれだけでお腹が満たされそうなサイズが一人前として出される。ドレッシングなどなく、テーブルにある塩、胡椒、オリーブオイル、酢を混ぜて自作する。大きなゴブレットに入ったサングリアを1/5も飲まずに酔っぱらう。観光地ならではの安全な空気にすっかり安心し幸せな気分に酔っ払う。
食後、徒歩数十秒でたどり着く浜辺へ。酔いさましも兼ねて海辺に佇んでいると後ろに集団が陣取り歓声と共に海へ。
えーと僕は浜風だけで十分寒いんですけど…
酔っぱらって動く気力もないのも手伝って若い子の水着姿を堪能する。
いい加減目のやり場に困って来たので予定より早めにhostelに。宿のおばさんは愛想がよくステキな感じだがスペイン語しか喋れない…
ダブルの部屋しか空いていないそうだがそれでも値段も手ごろだし即決。しかし一体何故通じたのか不明だ。「コミュニケーションの本質は言語ではない。」と言うことを実感する。
Cadaques 散策。Dali の博物館に行ったこと、街の所々が Dali 等の画家の絵のモチーフになっていることを除いて、これと言って特筆すべきはない地中海沿岸の観光地だが僕好み。
少しだけ洗濯して、昼と同じ店で夕食。アジア人自体が珍しいのも手伝って顔を覚えられているようだ。
お店の都合で席を移動すると、サービスでテキーラ(?)を頂く。酒が弱くて少ししか飲めないけど気配りがうれしい。Cafe con leche (注2)を飲んだ後に昼と同じように幸せに酔っ払い。波打ち際で黄昏れる。
注1)Talgo
特急電車の一種。鉄道マニアではないので特に感動はしなかった。
注2)Cafe con leche
ガイドブックなどによるとミルク入りコーヒーだが、エスプレッソにあわ立てた牛乳でカプチーノにしか見えない。
シナモンかかってないけど、自分は普段かけないし。
お店によっては Cappuccino も存在してたりする。謎。
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1 comment:
Cadaques にいちど行ってみたいと思いつつ2年が過ぎました。写真でみる限りかなり美しい村ですよね。
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