Friday, May 20, 2005

スペイン旅行記 4 Cadaques

7時頃起床。
早く起きてもどこの店も開いていないのでダラダラ起きる。

port lligatにDaliが生前に住んでいた家があり、そこも博物館になっているので向かうことにする。
「昨日交わしたスペイン語の会話は通じてホントに部屋を移れるのか?」、「ちょっと距離あるし、バイクで行くべきか?」等と煩悶しながら田舎道を歩く。

道中、道を間違えつつも無事到着。
が、肝心の博物館は予約がないと入れないことがわかる。しかも予約が取れるのは昼とのこと。
早く言ってよ!と思うがガイドブックにゃちゃんと書いてあった。いやーガイドブックって偉い。
ちょっと離れていると言っても高々徒歩圏なので昼に予約を入れ、一反戻ることにする。
折角ここまで来たし、丁度朝食の時刻だったので、
道すがら立ち寄ったパン屋で適当に購入したパンを食べる。
凄いウマイ。
この量で、この味で、この値段かよ!
記憶にある限り人生最高のパン。感動しながら食べる。
ガイドブックによると金持ち諸君の避暑地だから鍛えられたのか?とか色々妄想する。

es fornet
C/Caritat Serinyana,12 CADAQUES

お近くに行った際には是非お立ち寄りください。行かねえと思うけど。


帰りに昨日の水泳集団とすれ違う。予約が混んでたのはこの御団体様のせいだと納得する。

宿に戻り清掃のお姉さんと会話(?)を交わす。
ハテナマークが付くのは、
お姉さん「今日は暑いねえ」
僕   「??今日?暑い??そうですね。暑い。」(ちなみにその場で“今日”だと理解していない)
一時が万事この調子だからだ。一言一言それが何を指すか思い描いてるので反応も遅いし、そもそも返事が文にすらならない。

何はともあれ、無事部屋交換できる。
一体何を話したのか全く覚えていない。というかきっと喋ってねえ。
言葉の壁を目の当たりにする。まぁそれが楽しいんだけど。

難題の一つを片付けた所で、ほっと一安心。
適当に原付を借りバイクで博物館へ。
全室にガイド同伴と贅沢なつくりなのだが、英語を話す人が3人しかいないのにもう一回英語で説明してくれた。一人だったら恐縮してたよ。結構ステキな博物館だった。

とりあえず、バイクで近場を散歩する。
バイクで散歩中にトップレスの人を発見したり、生おしりが目に入ったりと大変セクシーなドライブになる(よそ見は危険です)。
トップレスはともかく、お尻は意味不明。一体なぜそこで尻を出したのか?
ともかく見られた方は爆笑していた。

適当に地図を見ながら散歩する。近くの国立公園を越えて岬を目指す。
人家の全く無さそうな、世界の果てにも思える岬にさえbarはあり、感動する。

Dali の妻 Gala が好きだった花


明日早朝に出たいのでチェックアウトをお願いする。
幸運にも英語が話せるスタッフがいた為スムーズにことが運ぶ。
宿泊した所はレストランでもあったので、記念に夕食を頂く。
「夕飯をここで食べたいのですが」と片言のスペイン語で言うと喜んで貰えた。
とても幸せに酔っぱらい寝る。

No comments: